湿気の多いこの時季に最適な料理!新陳代謝を促そう!!

湿気の多いこの時季に最適な料理!新陳代謝を促そう!!

年間を通じて湿度が異様に高い四川では、新陳代謝を促し関節炎やリウマチを予防するとして、花椒(中国版山椒)の辛さと唐辛子の辛さを食に取り入れたといわれています。
その代表的な料理が麻婆豆腐。
麻婆豆腐に用いる豆板醤(トウバンジャン)に使われている唐辛子の辛味をもたらす主成分カプサイシンは、体脂肪を燃やしてダイエット、また免疫力向上など健康増進に働くといわれています。
麻婆豆腐に10数種類の自然素材が溶け込んだ栄養満点な陶陶酒を加えるだけで、発汗力がアップした美味しい「薬膳風の麻婆豆腐」ができあがります。

では、陶陶酒の10数種類の自然素材が活かされた、ピリッと辛い麻婆豆腐を作っていきましょう。

★薬膳風“麻婆豆腐”

【材料4人
絹ごし豆腐 1.5丁/豚ひき肉 250g/ニンニク 1片/土ショウガ 1片/白ネギ 1本/サラダ油 大さじ1/豆板醤 小さじ2~3/みそ 大さじ1/砂糖 大さじ1
合わせ調味料⇒陶陶酒 約50ml(デルカップ 1個)/酒 大さじ3/顆粒チキンスープの素 大さじ1/オイスターソース 大さじ1/しょうゆ 大さじ2/塩 少々/水 約200ml】
水溶き片栗⇒片栗粉 大さじ1.5/水 大さじ3/ゴマ油 大さじ1】

【つくり方】

(1)絹ごし豆腐はキッチンペーパー等で包んで軽く水気をきり、2cm角に切る。

(2)ニンニク、土ショウガは皮をむき、みじん切りにする。

(3)白ネギは縦に4~5本切り込みを入れ、小口から粗いみじん切りにする。

(4)中華鍋にサラダ油を熱し、豚ひき肉を炒める。肉の色が変わったらニンニク、土ショウガを入れてさらに炒め合わせ、香りがたったら豆板醤、みそ、砂糖を加えて炒め合わせる。

(5)よく混ぜ合わせた陶陶酒入りの【合わせ調味料】、豆腐、みじん切りした白ネギを加えて煮立ったら中火にし、7~8分煮る。

(6)よく混ぜ合わせた【水溶き片栗】をまわし入れる。

(7)トロミがついたらゴマ油をまわし入れて火を止め、器に盛り分ける。

(「健康な暮らし」2010年6月号掲載)

暑くなるこれからの季節、そして今年は猛暑が予測されています。熱中症の対策としては、暑くなる前に汗をかくトレーニングをしておくと良いそうです。陶陶酒を入れた料理は、溶け込んでいる素材を吸収できるので、「とにかく汗をかく!」そして「スッキリする!」と好評をいただいています。また、コクがプラスされて美味しくなります。火で十分にアルコールを飛ばすので、お酒として飲めない方にはオススメです。
サッパリ作りたい方は辛口の銭形印がベスト。甘味をプラスしたい方には甘口の銀印の使用をオススメします。
美味しい食事で、たっぷり汗をかいて、暑い夏を元気に過ごしていきましょう!