いちばんのクスリは朝イチの白湯?

いちばんのクスリは朝イチの白湯?

9月の過去記事になります

食欲不振、胃もたれ、下痢・・・胃腸の秋バテ

まだまだ暑い日があるといっても猛暑、酷暑というほどの勢いはありません。
どうしても食べやすいものを食べる、という傾向になりがちだった夏の食事を改め、これからは
献立に気を配って、体を立て直す時期です。しかしそんなタイミングで起こりやすいのが

「胃腸の秋バテ」

食欲不振、胃もたれ、便美、下痢、それらに伴う疲労感。
こういった症状はもろもと体が上部で体力がある人に多く見られます。ちょっと残暑をかんじただけで
夏と同じように冷たいものを取ると胃腸を冷やします。

気温が真夏ほど高くないことを忘れた摂食行動はこうして消化器のバテをまねくのです

胃腸の秋バテ対策は体を冷やさずお腹を温める

胃腸の秋バテ対策はズバリお腹を冷やさないこと。氷の入った飲み物をだされたときは
お腹を急に冷やさないように、間をおいてゆっくり飲み、残った氷を口にいれるなどしないこと
できれば温かいものを飲むようにしましょう。

そしてお腹を温める方法としておすすめしたいのは朝一番で白湯を飲むこと。
胃腸が温まり、血液循環がよくなります。起き抜けから午前中は体温が上昇していきますが
お腹の周りの体温を上げ、血液の通りをよくすることで胃腸の働きを高めることができます

コーヒーやお茶でもお腹は温まりますが、

カフェインは胃粘膜を刺激しますから朝一番の一杯だけは白湯をおすすめします

「胃腸」は「心」の鏡

「悩み事や考え事があるとご飯を喉が通らない」

「腹に据えかねる」

など胃腸と心の関係をあらわす言葉が昔からありますが、医学の世界でも脳と胃腸が
密接に関係してることを表す「脳腸相関」という用語があります

感情などと関係が深い前頭葉といわれる脳の前側にある部分は脳細胞に受けた刺激を脳の
中心部にある視床下部に伝えます、視床下部は自律神経とホルモンの働きの指示を
出すところで、視床下部から心の変化に応じた必要な体の働きがおこります。

例えば緊張すると、自律神経が反応し、まず循環器に緊張を与える交感神経が
反応して血管が収縮します。ついで逃走神経の緊張が腹痛、吐き気や下痢などを
起こし、心の負担がながびくと急性潰瘍や過敏性腸症候群などにつながります

このように、昔から「胃腸は心の鏡」とわれるように、胃腸は心の変化を受けやすい器官です

最近の研究では、逆に胃腸の変化が脳(心)に変化を起こすという説もでてきて、注目されています

作り方

やかんに水を入れて、水道水を使う場合は10分異常沸かし、50~60度に冷ましてつくります。

コップ一杯を5分から10分かけて飲むと良い、といわれています。冷えや便秘にお悩みの方にもおすすめです

水道水を使う場合は水道水中に存在する有機物と塩素剤が反応してできるトリハロメタン(発がん性が疑われる物質)
を除去するためです。

血管の外側に向かって動脈硬化が進む。血流が確保されるため自覚症状がなく、前ぶれがないまま心筋梗塞が起きる。血管の内側で動脈硬化が進み、血流が細くなる(心臓が苦しい)。その後、動脈硬化巣が破れて血栓が血流を止める。心筋梗塞狭心症動脈硬化巣動脈硬化巣血流路血管壁急性冠症候群
(ACS)狭心症から
心筋梗塞へ