40年以上前の“陶陶酒・デルカップ”を使ったカクテルレシピを再現してみました【第8弾!】

40年以上前の“陶陶酒・デルカップ”を使ったカクテルレシピを再現してみました【第8弾!】

「Mr.マティーニ」と称された伝説のバーテンダーである今井清氏と、その師匠でもある本多春吉氏が製作に携わってくださった8種類の「陶陶酒カクテル」の再現会のラストを飾ったカクテルの名は「黄金の精」でした。

シェーカーの中に卵黄

第4回の「秘境の血精」では、卵白を使用しましたが、今回は卵黄を使ったカクテルになります。
卵黄を使ったカクテルとしては、ジンベースの「ホワイト・ローズ」、ブランデーでつくる「ナイトキャップ」などが有名です。いずれも、カクテルの色味が卵黄に影響され、黄色味の強い色合いのカクテルに仕上がります。「ホワイト・ローズ」は、卵黄が半分量のうえ、オレンジジュースとレモンジュースを使いますので、純白というより淡い黄色に仕上がります。
対して、陶陶酒ベースの「黄金の精」は、レモンジュースは使いますが、卵黄はまるまる1個分のほか、陶陶酒が琥珀色をしているので、黄色よりオレンジ色に寄っていているところから、「黄金」と名付けられたのでしょう。

黄金の精

+デルカップ(1本)

陶陶酒(辛口) 3/2オンス/レモンジュース1/2オンス/シロップ1/2オンス(※1オンス=約30ml)/卵黄1個分/炭酸水適量/1塊

【つくり方】
(1)卵は卵黄と卵白に分けて冷蔵庫にいれて冷やしておきます。他の材料・グラスもよく冷やしておきます。

(2)陶陶酒(辛口)・レモンジュース・シロップ・卵黄をシェーカーに入れて、シェイクします。【ポイント(^-^)b】カクテルの材料が混ざりにくい(例えば、比重が大きく違う酒同士や、鶏卵、牛乳、ジュース、クリーム)などを混合する場合は、シェーカーを使用すると良いようです。

(3)8オンスタンブラーにシェイクしたものを移します。

(4)氷1塊を加え、炭酸水で満たします。(今回は、レシピにはなかったのですが、輪切りにしたオレンジを添えてみました)。

オレンジを添えて

一口目は、みなさん少し不思議なお顔をされていて、二口目になって「納得!」の表情に変わるカクテルでした。皆が言うには、できあがったカクテルの色を見た印象から、もっと甘いのだろうと想像していていたのに、思った以上に甘くなくて、ちょっとビックリしたのだそうです。どうやら、味はレモンジュースが際立っていて、後からほんのり甘さを感じるくらいの全体としてはさっぱりとしたカクテルに仕上がっていました。8種類の中では、最も変化球の効いたカクテルかもしれません。
もともと卵黄を入れたカクテルは、味をまろやかにするほか、効率的に栄養補給ができるところから派生しているようです。

シェーカーからグラスへ

そこから、「疲労回復にも期待できるカクテル」として色々生み出されています。
先に名前をあげた「ナイトキャップ」など、まさにグッスリ眠れるんじゃないかと思える名前です。カクテルではありませんが、日本だと風邪をひいたときの「玉子酒」なども滋養強・疲労回復の民間療法ですね。
そんな卵の入った陶陶酒カクテルですから、さらに栄養満点で精がつくこと請け合いですね。卵白を使った第4回の「秘境の血精」、卵黄を使ったカクテルが今回の「黄金の精」、この2種類の名前に「精」の字が入っている所以はこの辺りからきているのだと感じました。

カクテルを撮影中

これで、全8種類のレシピを再現し終えました。それぞれ個性的な味わい深いものばかりでした。再現会&親睦会にご参加くださった皆様ありがとうございました。再現会という形では最後となりましたが、また別な形で、陶陶酒の美味しい飲み方などを少しでも多くの方に実感していただけるようにしていきたいと企画を考えていきます。よろしくお願いいたします。
40年以上前の古いカクテルレシピでしたが、陶陶酒の新しい可能性を感じられるものになりました。
当時は、陶陶酒の銭型印と銀印でしたが、現在はマカ・ストロングとマカ・マイルドという少し味わいが違う陶陶酒もあります。きっとバリエーションは限りなく広がっていることでしょう。
ぜひ、皆様おススメの陶陶酒レシピがございましたら、アンケート葉書・商品レビューなどで教えていただければと思います。実際に作ってみた時などのご感想もお待ちしています。

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