血流の仕組みを知って健康対策を

なぜいけない血行不良、その主な原因は？

血行を良くすることは、健康や美容面だけでなく、生命活動の維持にもとても大切なことです。血流が悪化すると体が必要とする全ての栄養素と酸素が正しく運搬されなくなるため、エネルギーが不足してしまいます。

老廃物が体に悪さを

また、血行不良になると不要な老廃物、二酸化炭素を体外に排出することができず、体の中に長くとどまり、疲労感やだるさ、手足の冷え、不眠などの体調不良の原因となってしまいます。それが長く続いてしまうと、より重い疾患へと悪化してしまうこともあるので注意しましょう。

血流悪化は、加齢による筋肉や臓器の衰えも大きな原因と言えますが、食生活の乱れのほか、運動不足やストレスなどの生活習慣がより大きな原因を占めています。

糖分や脂肪分などの過剰摂取や水分不足などによるドロドロ血液、運動不足やタバコによる毛細血管の減少といったことが血流悪化の原因となり、高血圧や糖尿病、脳梗塞、脳血管型認知症などの原因になりかねません。

また、血行不良になると、ウイルスや細菌を撃退する白血球が集まりにくくなり、様々な病気の発症につながってしまう恐れがあります。　血行を良くすることは、健康や美容面だけでなく、生命活動の維持にもとても大切なことです。血流が悪化すると体が必要とする全ての栄養素と酸素が正しく運搬されなくなるため、エネルギーが不足してしまいます。

体を温めて免疫力を高め毎日元気！

体は温めると血管の拡張作用で血行がよくなります。それにより、体への酸素や栄養の補給、老廃物の排泄作用が促され、さらに、血流促進で免疫機能が強化され、さまざまな病気の予防や改善につながると考えられています。

そのためには日々の暮らし方が重要になります。

食事は根菜やニンニク、生姜など体を温める食材を普段から意識して食べましょう。

入浴はシャワーで済ませるのではなく、しっかりと湯船につかり、体の芯から温まることも大切です。また、できる範囲で良いのでストレッチやウォーキングも取り入れて活力ある健康につなげましょう。