毎日のスキマ時間に脳活体操【第1弾】トンスリ運動

最近、テレビ番組や雑誌でも脳を活性化させる、いわゆる「脳活」という言葉をよく見聞きしていませんか？
東京から10,864km離れたアメリカのニューヨークでも、脳活がブームになっているようで、イベントや様々なアイテムが開発されていたりするそうです。

1998年にスウェーデンの大学病院・生物学研究所の研究者が、「脳細胞はいくつになっても再生する」ことを発見しました。
脳の重要な部分で記憶に関わる海馬と、社会性に関わる前頭前野が、何歳になっても再生する事が判明したのです。「大人の脳細胞は減るばかりで、再生する事はない」という、それまでの常識を覆しました。
また、脳の中に機能が低下した部分があると、その他の部位にある神経ネットワークが働き、サポートするという脳の特性があるので、脳はいつまでも働き続けることができます。
つまり、いくつになっても何かを学んで知識を蓄えることが可能なのです。これまで触れてこなかった学問に触れる、楽器を始めるといったことは、年齢に関係なく、本人のやる気と努力
次第でできるといえるでしょう。
今回は、そうな脳活の一つ。毎日のちょっとしたスキマ時間で簡単にトレーニングできる運動をご紹介します。

【トンスリ運動】

【1】左手は机の上で手の平を「スリスリ」と前後に動かします。

【2】右手はグーにして、上下に「トントン」と机を叩きます。

【3】【1】と【2】の動作を、同時に行います。

一人でいる時の暇つぶしには、もってこいの運動です。逆に誰かがいる時は、なるべく音が立たないようにやった方が良いかもしれませんね(^_^;)
ぜひ、トライしてみてください！