40年以上前の“陶陶酒・デルカップ”を使ったカクテルレシピを再現してみました【第6弾!】
「Mr.マティーニ」と称された伝説のバーテンダーである今井清氏と、その師匠でもある本多春吉氏が製作に携わってくださった8種類の「陶陶酒カクテル」の再現会「6回目」を8月26日(金)の夕べに開催しました。今回、再現されたカクテル名は「湖畔のたわむれ」です。
このカクテルは、口元にグラスを持ってくると、スーッと清涼感のあるミントの香りが飛び込んできて、その中にやさしいレモンのフレッシュな香りが感じられ、飲む前なのに爽快な香りで十分楽しませてくれます。思わず口元から離し、もう一度、じっくり香りを楽しんでから、ひと口いただきました。
湖畔のたわむれ
陶陶酒(辛口) 4/3オンス/ペパーミント 1/3オンス/ラム 1/3オンス(※1オンス=約30ml)
レモン1片(くし形)/氷 適量
【つくり方】
(1)材料・グラスはよく冷やしておきます。
(2)シェーカーに氷と少しの水を入れ、軽くステア(撹拌)して水を切ります。
【美味しく作るポイント(^-^)b】ステアすると氷の角が摂れ、シェーカーも十分冷える。カクテルは道具も材料もグラスも冷やすことが大切です!
(3)陶陶酒(辛口)、ペパーミント、ラムを入れ、よくシェイクする。
(4)冷やしておいたシャンペングラスに注ぎ、氷とレモン(くし形)を浮かして供します。(より香りを楽しみたい場合は、レモンの皮を短冊形に切ったものを螺つて浮かします)。
前回、「深山の秘密」で3滴使用した、ペパーミント(リキュール・アルコール分18%)が再登場です。それも今回は1/3オンス入っていますので、口に入れた際もカラダ全体に広がるような爽快なミントの香りが印象的なカクテルです。
同じく1/3オンス使用したラム酒は、甘く芳醇な味わいと豊かな風味を楽しめるお酒として、世界的に人気のあるお酒で、お菓子などにも使われているので、知っている人が多いのではないでしょうか。ラム酒とは、サトウキビの廃糖蜜又は搾り汁を原料として造られる蒸留酒で、原産地は西インド諸島と考えられています。ラム酒の起源は諸説あるようです。今回は、樽で熟成させて作られる薄く色づいた褐色のラム酒を「ゴールド・ラム」を使用しました。熟成年数が短い「ホワイト・ラム」よりも味わいが丸くなっています。
6種類目となる「湖畔のたわむれ」は、これまた絶賛!特に女性陣に「スッキリしていて、なかなか飲みやすい」と、好評でした。
今回は「たわむれ」に、陶陶酒を抜きにした、ラム酒がベースのカクテル「モヒート」(ラム:4/3オンス、ライムジュース:1/3オンス、ライム:1/4個、砂糖:小さじ1、ミントの葉:数枚)と、ペパーミント・リキュールを使用したカクテル「グラスホッパー」(ペパーミント・リキュール:25ml、ホワイト・カカオ・リキュール:20ml、生クリーム:15ml)も、皆さんに楽しんでいただきました。どのカクテルも緑が眩しく、爽やかで、まるで避暑の湖畔にいるような再現会になりました。
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