間違った水分補給で脱水症状に、上手に夏をのりきろう!

間違った水分補給で脱水症状に、上手に夏をのりきろう!

毎年やってくる熱中症シーズン

暑くなると気をつけたいのが熱中症。毎年、総務省が熱中症による救急搬送人員数を発表していますが、昨年は全国で5万412人(5月~9月までの統計)で、前年度と同様に5万人を超える人が救急搬送されました。 熱中症は、ただ脱水になり体調が悪くなるだけでなく、悪化すると生死にも関わります。特に、梅雨明けは急激に暑くなるため、体の慣れが間に合わず、熱中症を発症する人が一気に増加します。

 

夏本番になる前に

 

夏本番になる前に、外に出るなどして体を暑さに慣らすことが大切です。

暑さに慣れていない梅雨明けの猛暑や炎天下の日の外出は避けましょう。外出しなければならない場合は、夕方など、涼しくなる時間帯に行動し、服装はリネン素材(風が通りやすい素材)を活用するなど、熱をため込まない素材を身につけると良いでしょう。

また、いつでも水分補給ができるように冷たい飲み物を入れた水筒をバッグの中に備えておくことをおすすめします。

室内の場合は、時々窓を開けて空気が流れるようにします。空気を入れ替えた後は、部屋の中が暑くならないように冷房を活用しましょう。

もちろん、部屋の中でも水分補給は大切ですが、水分補給の仕方によっては、腹痛、体調不良や夏バテを引き起こしてしまう場合があります。正しい水分補給を行うことが大切です。

 

正しい水分補給とは?

 

人は汗をかくと水分だけでなく、塩分も同時に失われるので、水と塩分、それと糖も一緒に摂取することをおすすめします。糖を摂ると、腸管内で糖とナトリウム(塩分)が一緒に吸収され、相乗効果で引っ張られるように水分を吸収することができるのです。

おすすめの水分補給は、スポーツ飲料や経口補水液です。両方ともドラッグストアなどで手に入りますが、自分でも作ることができます。

また、水分補給は、ガブガブと一気に飲むと水分が吸収されず、排出する量が増えて脱水症状になる恐れがあります。

正しい水分補給のタイミングは、起床時、外出前後、仕事の休憩時間、入浴前後、就寝前などに100~200ml位の量の飲み物を用意して少しずつ飲むようにしましょう。しかし、基本的には喉が渇く前に飲むことが重要です。特に高齢者の場合は、喉の渇きを感じる機能が弱くなっているので、意識的に水分補給をしてください。

 

 

 

 

 

 

 

熱中症対策におすすめの体調管理法

体調管理で大切なことは、疲労を溜め込まない、疲れにくい体をつくることです。そのためには、主に食事・運動・睡眠の3要素が重要になります。

まず、朝ごはんは、一日の良いスタートをきる原動力にもなるので必ず食べるようにしましょう。特に味噌汁は、水分と塩分が含まれているので、熱中症対策におすすめの一品です。

猛暑日の運動は、腹筋やもも上げ、ダンベルを使った二の腕の運動など、室内でできる軽めの運動を続けましょう。

睡眠は、一日の疲れを取るという重要な役割があります。十分な睡眠をとれない場合は、入浴がおすすめです。入浴には、リラックス効果と、お湯による軽い熱刺激で心地よい睡眠が期待できます。良い睡眠を得るには、就寝する2時間前までに入浴を済ませることが大切です。

 

マムシの滋養強壮で猛暑を乗り切る!

 

毎日の体調をサポートするアイテムとして、サプリメントがおすすめですが、夏は、疲れに負けない体をつくる滋養強壮に役立つものがおすすめです。

滋養強壮といえば、マムシが筆頭に挙げられます。マムシは、飢えに強く、何も食べなくても最長で1年以上生きるものもいます。古来よりその生命力にあやかろうと重宝されてきました。

実際にマムシは、必須アミノ酸を含め、豊富なアミノ酸群を有しており、なかでも「シスタチオニン」という成分は、細胞内で疲れやストレスの原因である活性酸素の働きを妨げてくれる物質に変化します。

「正しい水分補給+マムシ」で万全の体調管理をして、今年の猛暑を乗り切りましょう