民事再生から20年頑張ったけど、そろそろ限界かもしれないvol5
はいTです、季節は冬ですが過ごしやすい日々が続きますね
今回は内勤、つまり経理部や総務部や企画部等、会社の中で働く人達の紹介です
さあ、こちらの部門はどうなのかを見ていきましょう
5)民事再生・内勤編
さて、まずは総務経理からいきましょう
民事再生前後の内勤、特に会社の要とも呼ばれる総務経理ですが
滅茶苦茶に忙しいようです(´・ω・`)ヤーン
正確には手続きを始める頃から多忙を極めます
当時の総務経理の人達は残業は当たり前で、本当に夜遅くまで働いていたとか
仕事内容としては債権者様や銀行等に提出する資料作成がかなりのウェイトを占め
また事あるごとに提出を求められる過去の細かい資料を管理してるのもこの部門なので
都度都度そういう資料作成を求められたと聞いています
ですが、この会社の根幹業務を支える二部門も
民事再生を知らされたのは当日です、部長以外は(´・ω・`)ナンデ?
当時の人たちに聞いても本当の本当に当日まで民事再生の気配すら感じてなかったらしいです
総務はともかくなんでお金の管理してる経理が知らないの?
と不思議に思うかもしれませんが、これだけ実務が増えてても、あくまで作成するのは資料です
実際仕事をしていて、上司から「これ作っといて」と言われた時
その資料が民事再生に使われるとはたしかに思わないかもしれません
当時まだ成立2年目の法律というのもあるといえばあるんでしょうが
正直今でも気がつかないような気がします
ただ、この二部門、他部門に比べて外部との接触はかなり控えめ、というかほぼないのと
資料作りに忙殺されるため民事再生以後はあまりネガティブな状況にはならなかったようです
当時の話を聞くと民事再生後は「これから頑張ろう」
とよく作業しながら話し合ってたと聞きますし
再生後は会社的には大幅に負債が減った後です
特に初年度は今までに比べて資金繰りも良化してますし
資金繰り的には見てて再生前より明るくもなれます
経理部門は民事再生に気が付かなかったとはいえ
それまで毎日どうみても地獄のような資金繰りをみてきてるわけですから
何より外の風にあまりさらされなければ、「再生後これから頑張ろう」
という前向きな気持ちに水もさされにくいと思います
前回ふれましたがそういったところは営業部のほうがシビアで
やはり民事再生直後の時期は取引先が厳しいです
そういった面からなかなか毎日外の風にさらされると前向きな気持ちを保つのは難しいものがあるようです
さて、先程申しましたように経営が厳しいのはもちろん経理部門は気がついています
毎日民事再生前の会社の数字を扱っているので。むしろ再生前は会社がもつのがのほうが遥かに心配してる部門でもあります
それでも実際自分の務める会社がいつ倒産する?というのは
経理部門にいても中小企業の場合まずわからないと思います
ここは後述しますし、聞いたこともあるかもしれませんが中小企業というのは意外としぶといです
単純に仕入れを遅らせたり社長がポケットマネー出してきたり、融資を受けてきたり
特売して現金収入を一時的に増やしたりと、色々なことして生き延びます
私も18年間ほぼ毎月、「今月で・・・もうだめかな(´・ω・`)」と思っても今まで続いてますし
まあそんなこんなで中小企業ってなんやかんやで生き延びるので実際経理にいてもわからないというのは
本当だと思います、総務部門なんてもっとわからないと思います
むしろ企画部門のほうが予算が削られまくるので、
ある意味一番会社の状況を感じることは多いかもしれないぐらいです
予算は減るのに売上は上昇を求められる等の無茶振りされますから
もしかしたらこの記事を読んでる方で共感される方もいるかもしれません(´・ω・`)ウン
さて、次回はもうちょっと内勤、特に経理や財務、あと銀行との関係等
そういったお話をさせていただこうとおもってます
拙い文章ですが是非次回もどうぞよろしくおねがいします(´・ω・`)マタネ!
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